やわらかくひろげる vol.2 ハンセン病文学を読む 11月16日(土)に開催
「やわらかくひろげる vol.2 ハンセン病文学を読む」 を11月16日(土)に開催します。
「在日女性文学を読む」に続いての集い、今期のテーマは「ハンセン病文学」。案内役である編集者のアサノタカオさんとともに、ご参加の皆さまと半年かけてハンセン病文学を読んでいきます。初回は11月16日(土)に開催、プレイベントとして趣旨案内を兼ねたお話をいただきます。
以下、今回の趣旨についてアサノさんよりメッセージをいただいています。
「ハンセン病文学」を参加者の皆さんと一緒に読みたいと思います。近年、ハンセン病文学に関わるすぐれた研究や評論がつづけて刊行され、私たちはその歴史を学ぶことができます。一方で、ハンセン病療養所入所者による文学作品の出版は限定少部数のものであることが多く、生きることを切実に問う詩や小説のことばにふれる機会は必ずしも多くありません。そこで、ハンセン病文学の実作をともに学び、ともに読む場をひらきたいと思います。 「在日女性文学を読む」という前回のテーマと同様、文学で描かれる世界を自分の個人史に根ざしたことばにいったん着地させ、ついで、自分の内なる世界を文学のことばを介してやわらかくひろげる、そんな想像力のレッスンをおこないます。専門的な知識は必要ありません。気軽にご参加ください。
第1回は、プレイベント的に読書会の趣旨案内をかね、案内役のアサノタカオがトークを行います。なぜ、「ハンセン病文学を読む」というテーマを設定したのか、詩人・村松武司の評論『遥かなる故郷』を参照しながら話します。
*
「やわらかくひろげる vol.2 ハンセン病文学を読む」
プレイベント:アサノタカオさんによるお話
なぜ、ハンセン病文学を読むのかーー 詩人・村松武司の評論『遥かなる故郷』 をテーマに
日時:11月16日(土) 16時
場所:忘日舎 the bookstore 東京都杉並区西荻北3-4-2
参加費:1,500円(当日店頭にてお支払いください)
お問い合わせ:vojitsusha@gmail.com、twitterメッセージ、03-3396-8673(営業時間内)
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。