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島尾伸三とアスカ・O展「おうこくーQueendom Kingdom」

November 20, 2016

 

島尾伸三アスカ・O
「おうこく」

 

 

忘日舎では12月3日(土)より島尾伸三とアスカ・O展「おうこくーQueendom Kingdom」を開催します。

 

 

 

                           島尾伸三『まほちゃん』より 

 

 

 

 

                            アスカ・O 作品より

 

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事の発端はこうだ。
初夏の遅い昼食時、知人と島尾邸に行く約束をしていたが、
私は1日早く邸のベルを鳴らしてしまった。
パジャマ姿の伸三さんと登久子さんは、慌てる事なく中へ入れてくれた。
私は、ひとりで夫妻が昼食を食べ終わるのをリビングで待っていた。
まわりは、捨てるということばが、辞書から消えてしまったかのような物、者、モノ……
おもちゃ、人形、ロウソク、カードなどなどなど……。  

少し薄暗いリビング、グレゴリオ聖歌と素麺を啜るズーズゥーー、ズーー。
不思議な王国に迷い込んでしまったようだった。
その子もあの子も、どの子もそこでは王様みたいに強く存在感を放っていた。
そして私もいっとき、王国の住人だったのだ。

 

かつてはその王国の女王さまだった「まほちゃん」。その写真と、私が描く「いま」の王国の絵を並べて、奇妙で愛おしい時間を感じて頂けたら幸いです。

 

 

アスカ・O

 

 

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会期は12/3(土)から11(日)まで。時間は店舗営業時間と同様、

最終日のみ17時までとなります。

 

写真と絵で織りなす、奇妙で愛おしい「おうこく」のなかへ。

みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

 

 

<プロフィール>

島尾伸三(しまお・しんぞう)
1948年神戸に生まれ。写真家。奄美大島で育つ。1974年東京造形大学造形学部写真専攻科卒業。
1978年に写真家・潮田登久子と結婚、ともに中国、香港の庶民生活のリポートをはじめる。
個展〈China Town〉〈スペイン・レストラン〉〈生活1990-1995〉など、毎年数回の展示会を行なっている。
『中国庶民生活誌 裏街春秋』(東京書籍)、『生活』(みすず書房)、『中国茶読本』(平凡社)、
『月の家族』(晶文社)、写真集『まほちゃん』(河出書房新社)ほか。

 

 

アスカ・O(アスカ・オー)
絵描き。御殿場生まれ。多摩美術大学卒業後、美術館や博物館勤務を経て、
2014年から3,4ヶ月おきに東京と地方で、その場所ならではの勝手に町おこし的な個展を開催。
http://kikiriki.info
 

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